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越谷市の花卉（かき）園芸では、球根切花や露地もの、鉢ものなど、季節ごとに色とりどりの花卉類が栽培されています。
球根切花では、チューリップをはじめ、ストックやフリージア、ユリなどの温室栽培が行われています。また、露地ものでは、主にお盆用として小菊、鉢物では、シクラメンやベゴニア、洋ランなどがあります。
なかでもチューリップの切花は代表的なもので、球根は消費者の需要に応じて富山県や新潟県、遠くはオランダから取り寄せ、低温処理された後、市内各農家の温室で栽培されます。
栽培時期は１２月から４月上旬までで、品質向上・低コスト化などの努力や工夫が行われています。栽培されたチューリップはクリスマスや正月、卒業シーズンを中心に、都内の市場や他の関東各市場に出荷されています。
また、出羽公園では、平成１５年度から、毎年４月頃に出羽地区コミュニティ推進協議会主催による「出羽チューリップコミュニティフェスタ」が開催されており、様々な色のチューリップが来場者の目を楽しませています。
ほぼ一年中出回っていますが、じつは寒さに弱く、栽培初心者は春に購入することをおすすめします。
ユリの中でもオリエンタル系の銘花。純白で、直径が20cm以上にもなる大輪花です。ユリの雄しべは衣服に付着すると落ちにくいので、摘んでおくと花も長持ちします。
花持ちがよく香は邪気を払うと言われ、仏花として多く利用されています。花期が長く、性質も強いため初心者でも育てやすい花です。
冬から春にカラフルな花をこんもりとブーケのように咲かせます。園芸的に「シネラリア」と呼ばれています。
シクラメンの中には斑の入る緑葉のほかに銀葉もあり、花とのコントラストが美しく、より気品高い印象を感じさせます。
切り花は温度を保ち、毎日水を取りかえると長持ちします。球根を購入する際は、堅く締まった大きなもので、黒っぽい斑点が無く発根部が変色していないものを選び、根が出ているものは避けます。
キキョウ科の植物だと誤解されることがよくありますが、リンドウ科の植物です。
根元から多数の葉や花茎を伸ばして花を可憐に咲かせる多年草です。
バラはよい環境では春から秋まで開花します。鉢植えの場合は3月～11月まで毎月の固形肥料をあげるのを忘れずに。化学肥料はおすすめしません。
秋から春まで長期間咲く品種が多く、寂しくなりがちな冬のガーデンにいかがでしょうか。
大輪のものをパンジー、小輪で株立ちになるものをビオラと区別していましたが、交雑により多種多様な園芸品種が登場し区別できなくなっています。
華やかな芳香があり切り花としても人気が高く、特に黄花と白花は香りが強い傾向にあります。
花の色が豊富で、開花期が長く楽しめ、日当たりが悪くても花を咲かせる多年草です。
日本には、ヤマユリやササユリ、テッポウユリなどが野山に自生してする古くから親しみがある花です。
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